2026.03.27
高齢者用低負担安定歩行支援具の開発と光学計測評価
| 実施期間 | 2024年10月~2025年6月 |
|---|---|
| 申請企業 | 株式会社エヌエスティ― 鈴木 康之 |
| プロジェクトリーダー | 静岡大学 学術院工学領域 - 機械工学系列 伊藤友孝 准教授 |
| スカウト | 静岡大学 イノベーション社会連携推進機構 稲垣安則 特任教授 |
| ビジネス財務コーチ | 株式会社 静岡銀行 佐次本啄也 |
<>インタビュー動画
足腰に負担の少ない安定した歩行を支援するための高齢者向け装着型歩行訓練装置を開発し、プロトタイプ装着による歩行改善効果を光学計測などを用いて評価。当初の想定を超える性能を確認できた
課題
高齢者の歩行能力の低下は活動度を落とす最大要因の一つであり認知症を発症するリスクも高める。歩行能力の維持が高齢者福祉の重点課題となっており、「健康な歩行を支援する機器」が切望されている。自然な脚の振り出しや膝への衝撃の緩和、骨格構造に基づく関節可動域の効果的な利用を意図した仕組みに基づくこれまでにない歩行支援機器を開発・製品化したい
プロジェクト概要
従来の歩行支援装置は「足を元気よく前に振り出して踵から着地する」歩行を目指したもので、体への負担が大きく高齢者には適さなかった。今回開発、試作した支援装置によると「プライマリーウォーキング」と呼ばれる、脚が振り子のように自然に前に振り出される新しい歩行理論による負担の少ない歩き方を身につけることができる。モータを使わずワイヤとプーリを組み合わせたシンプルな機構による軽量な支援装置により、目標とした歩行改善を達成し、負荷調整機能、スマートホン等による歩数などのリアルタイム計測と見守り機能も実装できた
期待される効果
高齢者の歩行能力を維持・改善するための効果的な歩行支援装置の開発
高齢者に適した自然な歩き方を身に着けるための新しい歩行支援機器の商品化
高齢者に適した自然な歩き方を身に着けるための新しい歩行支援機器の商品化
関連した光技術
光学計測(モーションキャプチャ)

完成した試作品

装着時の様子


